ここでは、DNSサーバの設定でもサーバの設定の手順等は説明しておりません。ルータのマニュアル、プロバイダーからきたマニュアル等を見て設定してください。
また、DNSサーバの構築の話でも、DNSサーバの運用での障害のことでもありませんので!
DNSサーバとは、通常のドメインから、IPアドレスに変換してくれるサーバだ。通常のプロバイダーから割り与えられたDNSサーバを入力すればそれでいい。
ただ、そのままDNSを手動で入力していいものかが考え物になるときがある。
OCNでは、今年になり3回もDNSサーバがレスポンスの低下等でホームページがみれなかったと言うことがある。そんな場合は、DNSサーバをかえればそれでいいわけだが・・・ 設定は何回も変えるのが面倒だし、ルータだと、せっかくの接続なのに再起動をしないといけないとかが出てくる場合がある。故障の場合はサポセンがなかなかつながらないってこともあるし・・・
だったら、今のプロバイダーから乗り換えれば・・・と言うけど、乗り換えはしたくない・・ってことがある。
OCN以外のプロバイダーでも起こる可能性はないとはいいきれないので参考にして欲しい。 あくまでも、大手プロバイダーの場合です。地方のプロバイダーや地域限定だと、下記のような、東西にも分かれていないだろう。DNSサーバが4つ以上あるともいいきれないので。 フレッツスクウェアのようなサービスのものだと、他の地域のものに設定すると、無意味だったりする場合があると思うのでやめてる方がいいだろう。
例えば、DNSサーバAとDNSサーバA’、BとB’、CとC’のように複数のDNSサーバが存在する。 そして、必ずといっていいほど、1セットでDNSサーバAをプライマリーにDNSサーバA’をセカンダリーにと言う具合に教えられてしまう。
A、B、Cは関東にA’、B’、C’は関西にという具合になってる場合も多い。
AとA’を使う場合だと、
東日本地域の場合は、AをプライマリーでA’をセカンダリー。
西日本地域の場合は、A’をプライマリーでAをセカンダリー。
こんな感じで割り与えられてる。
2つDNSサーバを登録することで、もしプライマリーのサーバに何かあればセカンダリーに問い合わせると言う流れになってる。
距離が近ければ近いほど、問い合わせて返ってくる時間が短い。だから、東西では、プライマリーとセカンダリーが逆になってる場合が多い。
ここで一番やっかいなのが、もし、プライマリーDNSにアクセスが集中してダウンとかすると、セカンダリーに問い合わせにいく。そして、そこでも同様にアクセスが集中するとダウンをする。
結局、1セットで割り与えられてる、DNSサーバのAとA’がダウンしてホームページがみれないとか、ホームページの表示に時間がかかる。と言う具合になる。
対策方法
DNSサーバの取得を自動にすればいい。ってことにもなるが、自動取得だとうまく取得が出来なかったりする。ルータだと24時間接続をしているようなものなので、AとA’と言う具合にDNSサーバを取得している場合がある。それだと、使うたびに接続してるユーザで自動取得を失敗しないで成功出来る人に限ってしまうことになる。
手動で設定する場合で考えると、1セットになってるものが危ない可能性がある。
だから、AをプライマリーにB’をセカンダリーに登録すればいい。と言う具合になる。(BとC’でもいろいろな場合で選択してもいいので。自分の好きなものを選べばいい)
応答速度を気にするなら、AをプライマリーにBをセカンダリーにと登録してもいいが、もしも設備に問題があったらとなるので・・・
結論として、プロバイダーから最初割与えられた、AとA’ではなく、AとB’と言う違うDNSで利用をすることをお勧めする。
最初から割り与えられたDNS以外は自分でプロバイダーに聞くってことになるけども・・・
Windowsや、通常のルータのようにDNSサーバの入力は2つしか出来ない場合の話です。Linuxなど複数DNSを登録出来る場合は複数のDNSをそのまま登録したらいいわけだが。A,A’B、B’という感じに
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